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泌尿器科で扱うがんでは最も多い |
| 腫瘍マーカー「PSA」が発見のかぎ |
| 治療法は担当医とよく話し合って決める |
◆前立腺のはたらき
前立腺は、膀胱の下に尿道を取り巻くようにしてある
栗型の臓器です。
男性特有の器官で前立腺液を分泌します。
この液は、精液の一部となり、精子の運動性を
高める働きがあるといわれます。
しかし、前立腺が具体的にどんな働きをしているのか、
まだよくわかっていないのが現状です。
◆前立腺がんとは
泌尿器科の中で扱う男性のがんの中で、
前立腺がんは最も多いとされています。
1年間に、人口10万人あたり10人ほどが、
新たに前立腺がんにかかるといわれています。
前立腺がんにかかる「平均年齢」は70歳というデータもありますが、
実際には、50歳以上から増え始め、70歳代の方たちの数は
10万人当たり約100人、80歳以上では、200人を超えます。
前立腺がんは、欧米では非常に多いがんです。
最近は、日本でも、社規の高齢化や食生活の欧米化に
伴って、前立腺がんになる方が増えています。
発がんの要因としては、加齢のほかに、ビタミンAの摂取不足、
脂肪分の取りすぎ、遺伝子の異常などがあげられています。
◆特徴
前立腺がんは、何年もかかってゆっくりと進行するがんです。
自覚症状は早期のうちはほとんどありません。
ある程度進行すると、尿が出にくくなったり、
・排尿の回数が多くなる(頻尿)
・排尿後もすっきりしない(残尿感)
・夜中に何度もトイレに起きる(夜間頻尿)
などといった症状が現れます。
ただし、こうした症状があるからといって、必ずしもがんとは限りません。
前にあげた症状の多くは、「前立腺肥大症」でも起こります。
自覚症状だけで前立腺肥大症と前立腺がんを区別することはできません。
がんが進行すると、「尿がでなくなる、血便や失禁」などが見られます。
前立腺肥大症が、がんに進行することは通常ありませんが、
前立腺肥大症にがんが併発することはあります。
そのため、症状があるときは自分で勝手な断をしないで、
泌尿器科を受診することが大切です。
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