がん治療ニュース 治験薬の情報公開


  今なら無料のメールセミナー!詳しくはコチラをご覧ください がん治療 メールセミナー
前のページへ戻ります

新薬治験情報の提供を

「あなたが訴えたことが、少しずつ動き始めてますよ」

先日、島根県に出張した際、患者仲間で一昨年6月に亡くなった
佐藤均さん(享年56)の墓前で、そう報告してきた。

抗がん剤治療のため東京へ通院していた佐藤さんは、
「田舎でも世界の標準治療が受けられる体制づくりを」と
政府や医療界に働きかけ、現在のがん医療改革の流れを作った一人だ。

彼が最も強調したのが、国際的に効果が確認されている
国内未承認薬の早期承認。2004年の世界のベストセラー医薬品
上位100のうち、約30%が日本では未承認等の理由で利用できない
実態があった。

こうしたギャップを解消するため、国の総合科学技術会議は昨年、
新薬承認の推進を重点課題の一つに掲げた。

それを受け、厚労省は現在策定中の「治験活性化5か年計画」で、
新薬承認のための治験を重点的に行う中核・拠点病院を、
全国40か所に整備。

国際共同治験やスタッフ教育ができる連携体制づくりや
治験データ管理などの専門職の確保を打ち出した。

承認審査を行う審査員も増員する方針で、治験のスピードアップと
コスト低減、審査期間短縮で、欧米との時間差なしに新薬を患者に届け、
産業育成も進めたい考えだ。

こうした施策には、これまでにない積極性が感じられるが、課題もある。
最近、新薬が必要になった時のために、どこの病院で何の治験が
行われているか知りたいという声が、がん患者会の間で増えている。

だが、日本医薬情報センターなど現在三つある臨床研究登録
データベースでは、薬事法違反にあたるという誤解から、
実施病院一覧は提供されていない。

治験参加者の権利擁護や、副作用対応などの情報も、
一般の患者・国民に届いていない。

また、欧米のような承認審査への患者参加もなく、患者より
産業育成のための治験促進かと勘ぐりたくなる。

「日本で治験が進まないのは患者・国民の理解がないから」との
意見がよく出るが、こんな状況では理解のしようがない。

厚労省は三つのデータベースを横断的に検索できる仕組みを
作る予定だが、その際、治験実施病院や相談窓口一覧に加え、
治験の仕組みに関する情報を、分かりやすい形で提供してほしい。

「治験に参加すれば治る」「実験台にされる」といった、過度な期待や
不安を払拭(ふっしょく)するのにも役立つはずだ。


2007年1月26日  読売新聞  〜 がんと私 より 〜   本田 麻由美 記者

トップへ戻る


〒814-0151福岡県福岡市城南区堤1-13-36
E-mail info@ganjouhou.com
URL http://www.ganjouhou.com

  【がん治療ニュースへようこそ】
 
 はじめてのあなたへ
 〜このサイトの使い方〜
がんとは? 個人情報について お問合せ  リンク集

  【がん まめ知識】
 「がん」の語源  がんの現状  生活習慣とがん   腫瘍マーカーとは  免疫力
 がんと飲酒  がんと喫煙  101匹のウサギ  内視鏡の開発  がん予防12か条
 腫瘍マーカー一覧表  天寿がん  がんにいい食べ物    

  【がん基本情報】
 脳腫瘍  目のがん  肺がん  胃がん  すい臓がん
 腎臓がん  膀胱がん  前立腺がん  白血病  食道がん
 胆道がん  子宮頸がん  子宮体がん  肝臓がん  舌がん
 大腸がん  乳がん

 【このがんに強い病院ベスト10】
 口腔がん  皮膚がん  白血病  膀胱がん  すい臓がん
 腎臓がん  胃がん  食道がん  咽頭がん  肝臓がん
 胆道がん  脳腫瘍  肺がん  乳がん  大腸がん

Copyright(c) 2006 gantiryou-kenkyuusyo All rights reserved.