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◇男性の肝臓がん発症率2倍超
糖尿病になると、がんになる危険性が高まることが約10万人を対象にした
国立がんセンターの追跡調査でわかり、米医学誌に発表した。
メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)も胃がんのリスクを高めると
指摘されており、生活習慣病とがんとの関連が次々と明らかになってきた。
がんセンター予防研究部の井上真奈美室長らのグループは、
1990年〜2003年に、国内の40〜69歳の男性計4万6548人、
女性計5万1223人を調査した。
最初に糖尿病の診断歴がある人とない人に分け、
その後のがんの発症率を比較した。
その結果、糖尿病歴のある人は、男性で1・27倍、
女性で1・21倍、がんになりやすいことがわかった。
男性は肝臓がんの2・24倍が最高で、腎臓1・92倍、
膵臓(すいぞう)1・85倍、大腸1・36倍と続いた。
女性は卵巣がんの2・42倍が最高で、肝臓1・94倍、
胃1・61倍の順となった。
糖尿病になると、血液中のインスリン量が増えるなど
ホルモンのバランスが崩れ、がん細胞の増殖を
引き起こすなどの理由が考えられるという。
(2006年9月27日 読売新聞)
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