◆特徴
「大腸がん」は大腸に発生するガンの総称で、できる部位によって、「結腸がん」と「直腸がん」に分類されています。直腸がんと結腸がんの発生する比率は、大体 1
対 1.3 です。
日本では、大腸がんは、増加の一途をたどっており、現在では、
毎年約8万人以上が大腸がんになっています。
発祥のピークは60歳代で、70歳代、50歳代が続きます。
男女比はほぼ 1対1 ですが、やや男性に多い傾向があります。
日本で大腸がんがふえている要因としては次の2つが考えられています。
1つは社会の恒例にかによる高齢者人口の増加です。
これは多くのがんで言えることですが、高齢者に発祥しやすい病気なので、高齢者が増えれば患者さんの数も増えることになります。
もう1つは、食生活の欧米化が関係していると考えられています。
食生活が欧米化していることによって、脂質や、動物性たんぱく質の
摂取量が増え、炭水化物や食物繊維の摂取量が減っています。
そのため、便が大腸内に停留する時間が長くなり、食べたものに
含まれていたり、代謝によって生じた発がん性の物質が
大腸の粘膜に接している時間が長くなってしまうのです。
しかし一方で、大腸がんは、適切な治療を受ければ、
直る確率の高いがんでもあります。大腸がんの約70%は
「高分化腺がん」でこのタイプは、比較的穏やかな性質です。
進行のスピードもそれほど速くはありません。
早い時期に発見できれば、内視鏡による手術や手術でほぼ
完全に治すことができます。
また、肝臓などへの転移がある場合でも、そのうちの約3〜4割は
手術が適応となり、その約4割が治っています。
さらに再発した場合も手術によって、対処できるケースも少なくありません。
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